KPP公式キャラクターのエコモちゃんが、森づくりの大切さを学んでいくよ。
みんなもエコモちゃんといっしょに、{調査}^{ちょうさ}に出かけよう!

エコモちゃん

こんにちは、みんな!


ぼくの名前はエコモちゃん。みんなといっしょに、KPPグループが行っている自然を守る取り組みを{調査}^{ちょうさ}するよ。
きょうは、KPPグループの{篠田}^{しのだ}さんに話を聞くよ。

こんにちは、エコモちゃん。
わたしは、KPPグループの{国際}^{こくさい}紙パルプ{商事}^{しょうじ}という会社で働いている{篠田}^{しのだ}です。 KPPグループでは、社員ひとりひとりが森を守る大切さを学ぶために、{研修}^{けんしゅう}として長野県にある{Afan}^{アファン} KPPの森で{管理}^{かんり}作業を{体験}^{たいけん}しています。


きょうは、そのお話をしましょう。

{篠田}^{しのだ}さん

{篠田}^{しのだ}さん、よろしくおねがいします。
長野県のアファンの森で、森の{管理}^{かんり}作業を{体験}^{たいけん}してきたんだね!

どんなことをしてきたの?

森の{管理}^{かんり}作業には、わたしと同じ時期に{国際}^{こくさい}紙パルプ{商事}^{しょうじ}ではたらき始めた11人の仲間が{参加}^{さんか}しました。
まずは、アファンの森財団の人たちから、森の{生物多様性}^{せいぶつたようせい}※がどのように守られているかを教わり、約40年かけて手入れを続けてきた森を見せてもらいました。

それから、{Afan}^{アファン} KPPの森へ行き、ある{種類}^{しゅるい}だけが増えてしまったせいで、ほかの木や草の成長をじゃましている木をへらす作業をしました。数十本の細い木を切っただけでも、大変な作業でした。

※たくさんの生き物や植物がいっしょにくらしていること。

森でくらす生き物について学んだあと、手入れが{必要}^{ひつよう}な森の中で{管理}^{かんり}作業を{体験}^{たいけん}しました。

木を切ったら、{Afan}^{アファン} KPPの森から生き物の住むところが減っちゃうんじゃないの?

全部の木を切ってしまうわけではないから、安心してね。

作業した{Afan}^{アファン} KPPの森は、ヤブなどの細い木が多く、昼間でも暗い場所でした。森の中には、暗い森のほうが住みやすい生き物もいれば、太陽の光が当たる明るい森のほうが住みやすい生き物もいます。両方の生き物が住みやすい森をつくることで、{生物多様性}^{せいぶつたようせい}が守られていきます。

ヤブが増えすぎて暗かった森が、みんなで作業したら明るく風通しのよい場所になりました。

木を切った方が良い森があるなんて、知らなかった!

ほかには、どんなことを教わったの?

一度荒れてしまった森にたくさんの生き物が戻ってくるには、森に住む動物や植物がどうしたら生活しやすいのかを想像して、森づくりをしていくことが大切だと教わりました。

実際に{生物多様性}^{せいぶつたようせい}を取り戻した森では、森を守る専門家たちが長い時間をかけて、いろいろな工夫をして森をよみがえらせていることを知りました。

長い時間をかけてたくさんの生き物がくらせるようになった森では、フクロウが{巣箱}^{すばこ}を使って、子育てするようになりました。

たくさんのことを学んだね。
ちょうど、{篠田}^{しのだ}さんが森づくりの{研修}^{けんしゅう}を受けてから1年がたつね。森で過ごした時間は、どんなふうに役立っている?

わたしは、{雑誌}^{ざっし}やまんがを作る会社に紙を{販売}^{はんばい}する仕事をしているのですが、相手の会社の人にも、KPPグループが森づくりをしていることをお話しています。また、紙は木からできているので、日々の仕事で紙をむだにしないように、気を付けるようになりました。
{Afan}^{アファン} KPPの森には、これからも手入れが{必要}^{ひつよう}な
場所がたくさんあります。毎年のお手伝いで、{Afan}^{アファン} KPPの森にいろんな生き物や植物がふえていくのを楽しみにしています。エコモちゃんも、森づくりのお手伝いに{参加}^{さんか}してみてね!

みんなの力で、{Afan}^{アファン} KPPの森を、たくさんの生き物や植物がくらせる場所にしているんだね。{篠田}^{しのだ}さん、ありがとうございました。
さっそく、きょうの{調査}^{ちょうさ}でわかったことをまとめてみよう!

<今回のポイント>

●KPPグループは、社員みんなが森づくりの大切さを学ぶために、{Afan}^{アファン}  KPPの森で{管理}^{かんり}作業を{体験}^{たいけん}ているよ。

●実際に{Afan}^{アファン} KPPの森をおとずれて、森に{生物多様性}^{せいぶつたようせい}をよみがえらせる方法や、そのために必要な作業を学んでいるよ。

●森に{生物多様性}^{せいぶつたようせい}をよみがえらせるには、ふえすぎた木を切ったり、森の中を明るくしたり、たくさんの努力が必要だよ。

 

とっても大切なことが分かったね!
つぎの調査では、KPPグループが続けている{東日本大震災}^{ひがしにほんだいしんさい}{被災地支援}^{ひさいちしえん}について、{加藤}^{かとう}さんに教えてもらうよ。
楽しみだね!