KPPグループは、1924年創立の紙・パルプ分野の専門商社です。 連結売上高は国内第一位、世界第三位(2023年3月期)。 2023年3月末地点で43か国・134都市・151拠点に展開しています。

事業紹介

数字で見る

KPPグループ
ホールディングス

設立年

1924

 

KPPグループホールディングスは1924(大正13年)に設立されました。紙製品や紙関連製品の販売や、環境負荷低減に資する製品やサービスの開発を通して時代と共に文化の発展に貢献してまいりました。

国内順位

1

 

※連結売上高、2023年3月末時点

世界順位

3

(推定)

※連結売上高、2023年3月末時点

連結売上

6596

5600万円

※2023年3月期

営業利益

204

100万円

※2023年3月期

ROE

25.4%

※2023年3月期

ROA

5.1%

※2023年3月期

総従業員数

5,457

 

 ※23年3月末時点 

お取引先様数

仕入先 約4,000

販売先 約100,000

沿革

KPP グループホールディングスの沿革を大きく4 つの時期に分けてご紹介いたします。

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創業期

(1924年~1972年)

近代的洋紙製造の勃興期に国際紙パルプ商事の前身「大同洋紙店」が誕生

国際紙パルプ商事の前身である大同洋紙店は1924年に大阪で創立し、翌年には初の海外拠点である上海出張所を開設。その後も1956年にシンガポール、1969年にメルボルンに駐在員事務所を開設するなど、創立当初から積極的に海外展開をしていました。戦後復興の高度経済成長とともに紙の需要が高まっていたこの時期、当社もまた急成長を遂げました。

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発展期

(1973年~2012年)

業界再編の中心となり、合併等による事業拡大とグローバル展開を進める

当時紙業界では、メーカー、商社ともに合併や統合が 繰り返され業界再編が進んでいました。当社も1973 年にパルプの貿易商社である王子連合通商と合併し 社名を大永紙通商と改めました。その後1999年には 大手紙代理店の日亜との合併を機に社名を現在の 国際紙パルプ商事に改めました。そして2006年10 月には服部紙商事を吸収合併しました。またこの時期海外においてもアジア各地に次々と拠点を拡大しました。

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第2の創業期

(2013年~2019年)

事業構造改革とビジネス領域の拡大を推し進め、 世界有数の紙パルプ商社へと進化

2013年には住商紙パルプを吸収し事業ポートフォリオを原料分野にまで拡大しました。そして2018年にはかねてから目標に掲げていた東京証券取引所市場第一部への上場を果たし、社会的信用を得るとともに経営基盤の強化を実現しました。上場後は、グローバルなインオーガニック戦略を展開し、2019年にオーストラリアの大手紙商スパイサーズを買収しました。

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世界有数の紙パルプ商社へと進化

(2020年~)

世界No.1の紙商を目指し、 2024年の創立100周年とその先へ

2020年には欧州第1位の紙商アンタリスを買収し、この結果当社グループは45か国・地域133都市にまでネットワークを拡大。連結従業員数5,530名、海外売上高比率約5割の世界規模の紙商として、新たなステージに立ちました。今後は海外グループ企業とのコラボレーションによるシナジーを発揮し、事業ポートフォリオ変革を進めてまいります。2024年の創立100周年、そしてその先の100年に向けてKPPグループはこれからも進化を続けます。

ビジョン

KPPグループの
これから

長期経営ビジョン『GIFT+1 2024』

当社は2024 年の創立100 周年に向けて、長期経営ビジョン「GIFT+1 2024」を策定しています。 これは紙パルプ業界を取り巻く環境が大きく変わるなか、当社グループが持続的成長を成し遂げるための座標軸を設定したものです。

KPP GROUP WAY

KPPグループホールディングス株式会社は、ホールディングス制移行に合わせて、グループの理念体系である「KPPグループウェイ」を刷新いたしました。

改訂にあたってはパーパス経営の考え方を取り込み、KPPグループの存在意義についても2021年より組織改革のために立ち上げたプロジェクトで議論を重ね反映させています。今後とも、世界45か国、147都市、157拠点(2022年3月末時点)を構えるグローバル企業として、2024年の100周年の立ち位置とその先の100年を見据え、新KPPグループウェイをベースに持続可能な社会づくりに貢献する企業を目指します。