南郷上ノ山公園内のインクルーシブ広場*で耐久性の検証を進めます

 KPPグループホールディングスのグループ会社である王子ファイバー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:平井 雅一)が企画・製造する紙製人工芝が、神奈川県葉山町の南郷上ノ山公園内のインクルーシブ広場に敷設されました。同社の紙製人工芝が屋外に敷設されるのは、2023年7月の実用化以来、初めてです。敷設した人工芝は54平方メートル、排水性を高めるために通気孔を設けた全天候型のもので、原料となる紙を染色していない生成り色です。1月8日に同広場のオープニングセレモニーが開かれ、新年のあそびはじめとして町内の保育園児たちが広場を楽しみました。

葉山町の南郷上ノ山公園内に敷設された紙製人工芝

 紙製人工芝が敷設されたのは、同公園に新たに作られたインクルーシブ広場内の「ふかふかエリア」で、年齢や性別といった社会的背景に関わらず、誰でも利用可能です。屋外で使用する際の耐久性などを検証するためのトライアル敷設も兼ねており、今後は毎月、およびシーズンごとの状況確認と使用環境による変化などを調べ、さらなる改良へつなげていく予定です。

 

 王子ファイバー社の紙製人工芝は、2023年7月から屋内の子供向けスペースなどを中心に導入されています。既存のプラスチック製人工芝がマイクロプラスチックの海洋流出の一因と考えられる中、その代替として、天然繊維からできた紙製人工芝の普及を図っています。

 

*「インクルーシブ」とはあらゆる人を包みこめるという意味で、持続可能な社会の実現にむけ、年齢、性別、国籍や個人の特性や能力、社会的背景に関わらず誰もが一緒に楽しめます。

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