国際紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:栗原 正、以下、当社)が出資および業務提携をしている株式会社アミカテラ(以下、アミカテラ社)は、プラスチック代替素材「modo-cell®」(モドセル)の国内初製造拠点となる水俣工場完成に伴い、1月11日に現地にて竣工式を挙行しました。式典は環境省、熊本県、水俣市の関係者をはじめ、多くの皆様が参加されました。なお、同工場は2月より本格稼働を予定しています。
 

竣工式
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竣工式

アミカテラ社は、これまでプラスチック代替素材modo-cell®を台湾で製造していましたが、2021年1月に第二工場の稼働に向けて水俣市と立地協定を締結し、熊本県水俣市にて工場稼働に向けて準備を進めていました。同社はこれを機に、「SDGs未来都市・環境首都(※)」の水俣市において、国内製造を加速させるとともに、水俣市のイメージアップの一翼を担っていく考えです。

modo-cell®の製品
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modo-cell®の製品

また、従来から環境負荷低減に資する取り組みを強化している当社では、本年1月から本社カフェテリアにおいて、modo-cell®を原料とする食器の使用を開始しました。これからも当社はmodo-cell®を活用し、環境に配慮した商品開発と販売を通して、循環型社会の実現に向けて尽力してまいります。
 

【くまもと水俣工場 概要】

名称

株式会社アミカテラ くまもと水俣工場

竣工

2023年1月

敷地面積

3,916.7㎡

建築面積

1,375㎡

原料ペレット生産能力

4t/日

※SDGs未来都市とは
SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として国が選定するものです。令和4年度時点で、154都市が選定されています。
 

<本件に関するお問い合わせ>
国際紙パルプ商事株式会社 
コーポレート・コミュニケーション室
TEL 03-3542-4169