国際紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:栗原 正、以下、当社)は、経済産業省が公表した「GXリーグ基本構想」への賛同を表明したことをお知らせいたします。

 

「GXリーグ」とは、経済産業省が主導する「2050年カーボンニュートラル」に向けて経済社会システムの変革(GX:グリーントランスフォーメーション)に積極的に取り組む企業が、同様の取り組みを行う行政や大学・研究機関、金融機関等と共にGX実現のための議論と新たな市場創造を実践する場です。「GXリーグ基本構想」には、GXリーグの目指す変革とは「企業の意識・行動変容によって生み出される価値が新たな市場を創造し、生活者の意識・行動変容を引き起こし、それがまた企業の意識・行動変容につながる“循環構造”により、企業の成長、生活者の幸福そして地球環境への貢献が同時に実現されること」と示されています。

 

当社は「ペーパーイノベーションで循環型社会の実現に貢献する」をミッションに掲げ、日本国内においては総合循環型ビジネスモデルを展開しています。GXの実現に向け、市場ルールメイキングへ積極的に参画、同じ志を持つ他業界のプレイヤーとシナジーを創出し、紙パルプ流通業界におけるリーディングカンパニーとして業界全体のGX推進を牽引するため、このたび賛同を表明しました。

 

当社は環境負荷低減を重要な経営課題の一つとして認識し、さまざまな取り組みを推進しています。SDGsに対する貢献という観点では、販売した原紙の6割以上を回収し、再資源化している当社の循環型ビジネスモデルをベースに、「循環型社会の構築」「気候変動対応」「海洋プラスチック汚染問題の解決」「生物多様性の保全」の4点を主な課題とし、TCFDへの賛同、GHG排出量削減目標の設定、紙化や減プラ等環境関連事業への投資、環境配慮型商品・サービスの開発・流通、バイオマス発電事業支援等を実現させてきました。

 

当社はこのたびの賛同および今後の議論参画を通じて、「紙」という環境に優しい素材を軸に、バリューチェーン全体での環境負荷低減に向けた取り組みを加速させ、地球環境との共生・調和を図り、持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます。

【ご参考】
・「経済産業省」GXリーグ基本構想
https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/GX-league/gx-league.html

・GXリーグ設立準備公式Webサイト

https://gx-league.go.jp/

 

 

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国際紙パルプ商事株式会社 
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