一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の理事長C.W.ニコル氏は、かねてより病気療養中のところ薬石効なく、2020年4月3日10時57分、直腸がんによりご逝去されました。ニコル氏が手がけたアファンの森は34年という歳月をかけ生物多様性豊かな森に甦りました。森には、たくさんの動植物の命があふれ、心に傷を負った子供たちや訪れる人々の心も癒してくれる場となっています。

 

 そんなニコル氏が生前に残したラストメッセージがポスター広告となって東京メトロ地下鉄各駅に掲出されることになりました。ニコル氏のメッセージは森や木と人間との関わりについて語られていますが、それは新型コロナウイルスによりダメージを受けている日本人へのメッセージでもあります。人の生き方、心の在り方について森をテーマに語っているニコル氏。ラストメッセージをポスター広告にするという斬新な試みですが、日本の森と私たちの未来のために、彼の遺志をより多くの人に伝えたい、届けたいと思っております。

 

 当社グループは、森の健全な育成を行っている同財団の活動に賛同し、2015年からオフィシャルスポンサーとしてサポートしてまいりました。さらに、同財団の進める「震災復興プロジェクト」において日本で初めて公立の森の学校となった宮城県東松島市立宮野森小学校で、和紙漉き体験授業を実施し、森の中で子ども達を育む活動に尽力しております。これからも当社は、同財団を通して森林の保全活動を支援してまいります。
 

C.W.ニコル氏の広告

C.W.ニコル氏の講演の様子(2019年11月12日、当社で開催した展示会にて)

C.W.ニコル

(一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 創設者、作家、ナチュラリスト)
1940年英国南ウェールズ生まれ。カナダ水産調査局北極生物研究所の技官・環境局の環境問題緊急対策官やエチオピアのシミエン山岳国立公園の公園長など世界各地で環境保護活動を行い、1980年から長野県在住。2020年4月3日逝去。

 

 

【広告概要】

タイトル

森の祈り

掲載期間

2020年6月26日(金)~7月2日(木)

広告キャラクター

C.W.ニコル氏

掲出駅

東京メトロ駅13ヵ所
表参道、新橋、虎ノ門、(丸ノ内線・有楽町線)池袋、東京、新宿、(日比谷線)上野、茅場町、高田馬場、築地、広尾、新富町

協賛企業

日本ハム株式会社・国際紙パルプ商事株式会社

【団体概要】

名称   一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 
英名  THE C.W. NICOL AFAN WOODLAND TRUST 
設立  2002年05月31日
所在地  長野県上水内郡信濃町大井
職員数  正社員7名(2019年3月現在)
支援者数  個人:約800名  法人:約20社
HP  https://afan.or.jp/

<本件に関するお問い合わせ先>
国際紙パルプ商事株式会社 
経営企画本部 経営企画部 IR・広報課 TEL 03-3542-4169