KPPグループホールディングス株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役会長 兼CEO:田辺 円、以下、当社)は、生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)という目標に向けた取り組みを進める「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画しました。

■「生物多様性のための30by30アライアンス」の概要

2030年までに自国の陸域・海域の30%以上を健全な生態系として効果的に保全することを目標とする「30by30」の達成に向けた取り組みをオールジャパンで進めるため、環境省をはじめとする行政、企業、NPOなどの有志連合として「生物多様性のための30by30アライアンス」が設立されました。国立公園などの保護地域の拡張と管理の質の向上や、企業林や里地里山などをOECM※として国際データベースに登録し、その保全を促進することを目的としています。

※Other Effective area-based Conservation Measuresの略。民間等の取り組みにより保全が図られている地域や、保全を目的としない管理が結果として自然環境を守ることにも貢献している地域。

 

・30by30ウェブサイト

https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/

■KPPグループの生物多様性保全に向けた取り組み

当社の事業は森林に由来する資源にその多くを依拠しています。当社は森林資源を保全しつつ適切に利用することは持続的な事業成長に不可欠な取り組みと考え、2015年より「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」の活動を支援しております。ニコル氏は長野県黒姫の荒れ果てた森を購入し、30年以上にわたって手入れし続け、生物多様性の豊かな森に蘇らせました。

 

2022年2月からは新たにアファンの森の南エリアにおける森林創生活動の支援を開始しました。同エリアを生物多様性にあふれた豊かな森に生まれ変わらせ、将来は巨木(大径木)を中心とした地域本来の森林生態系を取り戻すことを目指して整備してまいります。

<本件に関するお問い合わせ>

KPPグループホールディングス株式会社 

コーポレート・コミュニケーション室   TEL 03-3542-4169