KPPグループホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO  坂田 保之、証券コード:9274)は、2030年を見据えた長期経営ビジョン「GIFT 2030」に合わせ、「KPPグループサステナビリティビジョン2030」を策定しましたので、お知らせします。本ビジョンは、当社のミッションである「循環型社会の実現に貢献する」ための方向性を示すものであり、環境・社会・ガバナンス各領域における基本方針を明確にしています。

1.背景・策定の趣旨

紙パルプ業界を取り巻く市場環境は、資源循環型社会の実現に向けた機運の高まりや、サーキュラービジネスに対する期待の拡大などにより、これまでにない大きな変化の時代を迎えています。こうした動きは、業界全体に対して持続可能性や環境負荷低減への対応を求めるとともに、新たな価値創出の機会としても注目されています。当社は理念体系の「KPPグループウェイ」に基づき、環境や社会課題への対応を経営の基盤に据え、本ビジョンを策定しました。

2.ビジョンの概要

ありたい姿
サステナビリティの要請に応える、グローバルな環境価値創造企業

 

2050年に向けた長期目標
グループ連結でスコープ1及び2の排出量ネットゼロ達成

 

中期目標
グループ全体のGHG排出原単位を毎年3.3%削減(前年比)

 

KPPグループのマテリアリティ
グローバル展開、DXへの対応、グリーンビジネスの展開、気候変動対策、人的資本経営の推進、ガバナンスの強化

3.ガバナンス体制

代表取締役会長を委員長とするESG委員会が、同委員会に関連する5つの委員会(コンプライアンス委員会・リスク管理委員会・環境管理委員会・労働安全委員会・情報セキュリティ委員会)ならびに事業地域統括会社である国際紙パルプ商事、アンタリス、スパイサーズから報告を受け、指導・助言・監督を行うとともに、サステナビリティ課題の進捗を取締役会に報告します。それぞれの委員会では、サステナビリティ課題、アクションプラン、KPIの設定、取り組みの進捗管理を行います。

 

<本件に関するお問い合わせ先>
KPPグループホールディングス株式会社
グループサステナビリティ推進室
TEL:03‑3542‑4111
E-Mail:kpp_sustainability@kpp-gr.com