(写真)回収した七夕飾りから糸、ストロー、針金等の部材を外す作業
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(写真)回収した七夕飾りから糸、ストロー、針金等の部材を外す作業

■ 当社初のポジティブ・インパクト・ファイナンスの融資契約

■ 七十七銀行ならではの、仙台七夕まつりへの貢献を基にKPIを設定

KPPグループホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長 兼CEO:田辺 円、以下、当社)は、株式会社七十七銀行(以下「七十七銀行」)と、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」(以下、PIF)について融資契約を締結し、本日実行されたことをお知らせいたします。当社初のPIFによる資金調達となります。

 

PIFは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて、環境問題への取り組みや社会課題の解決、経済的な持続可能性を考慮した資金提供の仕組みです。七十七銀行は、当社がSDGsの達成に与えるポジティブな影響を定量的かつ定性的に評価し、その成果を継続的にモニタリングすることで、責任ある資金の流れを支援します。

 

今回の融資にあたり、当社の連結子会社である鳴海屋紙商事株式会社(宮城県仙台市)の「仙台七夕吹き流し再生プロジェクト」を基にKPIを設定するなど、地域社会への奉仕を行是とする七十七銀行からは、まちづくり・地域経済活性化への取り組みが評価されました。同社では、例年200万人以上が訪れる東北三大祭りのひとつ「仙台七夕」において、制作した七夕飾りを回収し、再生紙としてよみがえらせる活動を行っています。再生紙は仙台市の児童生徒たちの卒業証書として使われ、一連の過程を伝える講演会を行うなど教育活動にも貢献しております。

 

そのほかにも、海洋マイクロプラスチック問題の解決を目指す紙製人工芝の開発や、紙製クリアホルダー、紙製フェイスカバー、減プラ対応カトラリーなどの「グリーンプロダクト」の開発・流通もポジティブインパクトとして挙げられています。

 

KPPグループは「循環型社会の実現に貢献する」をミッションに掲げ、総合循環型ビジネスモデルを展開しています。本融資によって得た資金を通じて取り組みをさらに加速・充実させ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

■ご参考
KPPグループホールディングス株式会社に対する77ポジティブ・インパクト・ファイナンスの融資実行について(株式会社七十七銀行)
https://www.77bank.co.jp/pdf/newsrelease/2024/24093001_77pif.pdf
77ポジティブ・インパクト・ファイナンスの取扱開始について(株式会社七十七銀行)
https://www.77bank.co.jp/pdf/newsrelease/24031502_77pif.pdf
 

<本件に関するお問い合わせ先>
KPPグループホールディングス株式会社 
グループ人事本部 グループコーポレート・コミュニケーション室
TEL: 03-3542-4169 email: kpp_cc@kpp-gr.com