国際紙パルプ商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:栗原 正、以下、当社)は、カー用品専門店のオートバックスなどを展開する株式会社オートバックスセブン(本社:東京都江東区、代表取締役 社長:堀井 勇吾、以下オートバックスセブン)が販売する運転者標識のパッケージ用に、紙を主原料とした包装資材の提供を始めます。従来のプラスチック製の包装資材と比べて、使用するプラスチックを最大で50%以上削減できます。2024年2月から順次、オートバックスセブンが扱うプライベートブランド商品の運転者標識12種類のパッケージに導入され、全国約600店舗で販売される予定です。全商品が紙を主原料とした包装に切り替わると、当社の試算では年間で約250キロの使い捨てプラスチックの削減につながります。

高齢運転者マークや初心者マークなど、自動車に乗る際に表示が推奨、もしくは義務付けられている運転者標識のパッケージ用に、紙を主原料とした包装を提供します。内包する商品が見えやすいように、高透明紙に少量のプラスチックを張り合わせた特殊紙を使い、商品の視認性を高めています。この包装資材に切り替えることで、パッケージ1枚当たり約2.5グラムの使い捨てプラスチックを削減できます。また、包装資材に占める紙の割合が過半となるため、紙マーク付きの包装材として扱われます。

オートバックスセブンは、環境に配慮した商品開発により廃棄物発生量の削減を目指しており、この取り組みによって使い捨てプラスチックの削減を図ります。

<本件に関するお問い合わせ>
国際紙パルプ商事株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 
mail: kpp_cc@kpp-gr.com
TEL: 03-3542-4169

紙約60%素材の包装

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